ソフトウェア開発(スマホアプリ)
別名:ソフトウェア開発技術者(スマートフォンアプリ)、モバイルアプリケーション開発技術者(スマートフォン・タブレットコンピューター・その他の携帯端末)
スマートフォンで利用するアプリをチームで開発する。
サマリー
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年) / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ)
計算年収の目安 = きまって支給する現金給与額(月額) × 12 + 年間賞与その他特別給与額。いずれも統計の平均値からrokudakaが計算。
数字で見るソフトウェア開発(スマホアプリ)
- 年収の目安は578万円で、全職種の平均(546万円)より33万円高い水準です(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 年齢別では、20~24歳の363万円から、最も高い45~49歳の729万円まで、約2.0倍になります(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 女性の年収は男性の85%で、全職種(72%)より差が小さくなっています(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 有効求人倍率は1.50倍で、職業全体(1.12倍)より高く、求人の多い側にあります(「情報処理・通信技術者」全体の数値)。
- 就業者数は2010年から+20%で、働く人全体(−3%)より伸びています(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 働く人のうち女性は19%で、働く人全体(45%)より少なくなっています(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 30歳未満の人が28%で、働く人全体(15%)より多い職業です(「ソフトウェア作成者」全体の数値)。
- 全職業の平均と比べて特に高いスキルは、「プログラミング」「クオリティチェック」「外国語を読む」です。
- スキルが近い職業のうち、年収の目安がこの職業より高いのは、システムエンジニア(基盤システム)(+311万円・参考値、くらべる)です。転職のしやすさや、転職後の年収を示すものではありません。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年) / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ) / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」 / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,年齢(5歳階級),職業(小分類)別就業者数(15歳以上就業者)」 / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2021年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算全職種の平均は、統計に全職種の合計がないため、「不詳」を除く144職種の年収の目安(月額×12+年間賞与、2025年)を労働者数で重み付けしてrokudakaが計算(男女別も同じ方法)。差が3%未満は「ほぼ同じ」。年齢別は推計労働者数1,000人以上の年齢階級だけで比べた。職業全体の有効求人倍率は統計の「職業計」(2025年平均)。差が0.1未満は「同じくらい」。働く人全体は国勢調査の「総数」(2020年)。増減率・女性の割合の差が5ポイント未満は「同じくらい」。年齢構成は、60歳以上・30歳未満の割合が全体より10ポイント以上多いときに記載。スキルは、全職業の平均との差が大きい順。近い職業は下の「スキルが近い職業」と同じ計算で、年収の目安がこの職業より高く、賃金の統計の区分が違うもの。
どんな仕事か
スマートフォンで利用するアプリをチームで開発する。
スマートフォンのアプリはダウンロードしてインストールする「ネイティブアプリ」と、スマートフォンからブラウザで使用する「Webアプリ」がある。また、この両者を組み合わせた「ハイブリッドアプリ」もある。
具体的にはスマホ利用者のニーズやシーズ、アプリのトレンド等を考え、アプリの企画をチームで検討するところから始まる。企画内容を決めるにあたっては、競合するものや類似のアプリ等がないか調査も行う。顧客からアプリ開発を受託し、その企画を検討する場合もある。いずれの場合も、企画から要件定義を行い、画面や機能を決め、アプリを開発する。企画の検討はプロダクトマネージャが行い、基本設計から開発をエンジニアが行うという具合に分業している場合もある。この場合、要件定義はプロダクトマネージャとエンジニアが共同して行う。
開発が完了するとアプリを様々な側面から評価するテストを考える。テスターがテストを行い、バグが見つかればプログラマーと協力して修正を行う。また、リリースに向けてユーザに実際に使用してもらう。
開発ではパソコンが使われる。スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)はAndroidかiOSであるが、双方に対応した開発環境(フレームワーク、クロスプラットフォーム)が出てきている。開発のためのプログラミング言語には様々なものがあるが、プログラミングすることなく簡単なアプリを開発できるツールもある(ノーコード)。
スマホのOSが新しくなると、開発したアプリもバージョンアップの対応をしなければならず、これが開発業務の中で何割かを占める。
スマートフォンのアプリはこのエンジニアのほかに、プロデューサー(プロダクトマネージャ)、デザイナー等から構成されるチームで開発する。開発ではエンジニアやデザイナーが複数となり、全体で4~6人で開発することが多い。開発段階では、定期的にこの開発チームでミーティングを行うが、情報共有、進捗管理等にはコラボレーションツール(Slack等)が用いられる。開発過程での問題点はミーティング等を通して解決策を見いだす。開発に必要な新しい情報をインターネット等で調べることも多い。
スタートアップのときなど、エンジニアが営業的な仕事もするが、開発体制が整ってくると、営業やプロダクトマネジメントは別の担当者となる。
<就業希望者へのメッセージ>
いろいろなプロセスを経て作り上げたアプリが製品となり、直接ユーザーに使ってもらえる経験ができるのは、スマホアプリの開発エンジニアならではのやりがいです。(就業者 20代)
よく使う道具・機材・情報技術
2024年度時点の情報
フレームワーク(React Native 、 flutter等)、プログラミング言語(Swift、Kotlin等)、OS(オペレーティングシステム:Android、iOS)、コラボレーションツール(Slack等)、スマートフォン、パソコン、表計算ソフト(GoogleGoogleスプレッドシート等)、SNS
主なタスク
job tagの就業者調査で重要度が高いとされたもの。実施率は、そのタスクを行っていると答えた人の割合です。
| タスク | 実施率 |
|---|---|
| バグや不具合がないか確認する。 | 91% |
| バグや不具合を修正する。 | 91% |
| プログラミングする。 | 89% |
| 基本設計、詳細設計を行う。 | 87% |
| アプリの品質を評価する。 | 84% |
| バグや不具合の確認をテスター等に依頼する。 | 89% |
| (受託開発の場合)開発したアプリを納品する。 | 82% |
| バグや不具合を修正をプログラマーに依頼する。 | 89% |
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」タスク(2025年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算重要度の高い順に最大8件を表示。
労働条件の特徴
勤務先は、スマホアプリを開発する企業である。職場は都市部が多いが、打合せをオンラインで行い、在宅(テレワーク)で仕事をする場合もある。
就業者は、男性の比率が高い。年齢層は20歳代~40歳代がほとんどである。
雇用形態は、正社員のほか、業務委託やフリーランスで開発に参加している人もいる。
賃金は、正社員は月給制が一般的である。業務委託やフリーランスは案件ごとに契約する。
労働時間は、フレックスタイム制やフリータイム制も採用されている。アプリのリリース前などは残業が増える。
人材確保が課題となっており、未経験者を採用して育成する企業、また、テレワークや副業等、より柔軟な働き方を認める企業も増えている。
スマートフォン利用が広がる中、様々なアプリが開発されている。個人が使う情報機器のメインがパソコンからスマートフォンに移り、個人が使う情報機器のメインがスマートフォンになっている。アプリ開発は需要があり、人手不足、人材不足が続いている。フレームワークが使われるようになり、一人で様々な開発ができるようになったことから、以前ほどフルスタックのエンジニアが注目されることはなくなっている。そして、何を作るかというプロダクトマネジメントを目指すエンジニアが増えている。
開発において生成AIの活用も始まっている。また、AIが普及、拡大し、AI機能をスマホアプリに実装する開発(チャット機能による案内、音声認識等)が盛んになっている。
働く環境の特徴
job tag の就業者調査で、この職業の人が答えた「仕事の性質」です。全職業の平均と比べて、特に高い項目と低い項目を並べています。
全職業の平均より高い
全職業の平均より低い:立ち作業、屋外作業、歩行、走行
勤務のスケジュール:規則的 55%、不規則 38%、季節的 7%
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」仕事の性質(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算「仕事の性質」は回答の平均(値はおおむね1〜5の範囲)で、棒の縦線はjob tagの全職業(518職業)の平均。平均との差が0.3以上の項目を、差の大きい順に高いもの最大6つ・低いもの最大3つ。勤務のスケジュールは回答者の割合。
一般的な就業形態
この職業の一般的な就業形態として、job tag の就業者調査で選ばれた割合です。複数回答のため、合計は100%を超えます。回答した人の数が少ない職業もあるため、目安として見てください。
禄高(給与)
より広い職種の数値統計に「ソフトウェア開発(スマホアプリ)」だけの区分がないため、「ソフトウェア作成者」全体の数値を表示しています。
この年収は、会社などに雇われて働く人の給与です。事業主(開業している人など)の収入は含まず、会社の役員も原則として含みません。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査で使用されている主な用語の説明」 / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」
計算割合は国勢調査の従業上の地位別の就業者数からrokudakaが計算。
精度の目安標準誤差率 2.27%(統計の全職種の中央値は2.04%)
標準誤差率は、調査の対象に選ばれた事業所によって平均がどのくらいぶれるかの目安です。小さいほど数字が安定しています。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 標準誤差率 誤差率表4「職種(小分類)別所定内給与額及び所定内給与額の標準誤差率(役職者を含む)」
計算誤差率は所定内給与額(残業代・賞与を除く月額、男女計)に対する統計の公表値。中央値は全職種の誤差率からrokudakaが計算。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第5表「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算順位は、統計の全144職種(「不詳」を除く)を年収の目安で並べてrokudakaが計算。
年収の推移
| 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|
| 558万円 | 574万円 | 578万円 |
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2023〜2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算各年の年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)。企業規模10人以上、男女計。
年齢別の年収
白抜きの点と破線は、推計労働者数が1,000人未満の区分です。 人数が少なく平均がぶれやすいため、参考値として見てください。 薄い棒(右の目盛り)は、賃金の統計の推計労働者数です。企業規模10人以上の会社などに雇われて働く人の数で、自営業の人や小さな会社で働く人を含まないため、下の「年齢別の就業者数」(国勢調査)とは対象が違います。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第5表「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算年齢階級ごとの年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)と推計労働者数。企業規模10人以上、男女計。
男女別
| 男 | 598万円 |
|---|---|
| 女 | 508万円 |
女性の年収は男性の85%です。年齢構成や勤続年数の違いも含んだ差です。
企業規模別
| 1,000人以上 | 641万円 |
|---|---|
| 100〜999人 | 555万円 |
| 10〜99人 | 518万円 |
企業規模による差は最大123万円です。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算男女別は企業規模10人以上の計、企業規模別は男女計。いずれも年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)。
需要と将来性
より広い職種の数値求人倍率は「情報処理・通信技術者」全体の数値です。
2025年の有効求人倍率は1.50倍です。仕事を探している人1人に対して、1.5件の求人がある状態で、人手が足りない側に傾いています。2023年からの推移を見ると、大きくは変わっていません。
有効求人倍率の推移
ハローワークを通じた求人・求職の数から計算した値で、民間の求人サイトの求人は含みません(パートタイムを含む常用)。
出典厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年)
計算各年の値は統計表の年平均(暦年)をそのまま表示。
就業者数の推移
より広い職種の数値就業者数は「ソフトウェア作成者」全体の数値です。
2020年の就業者数は389,760人です(うち女性19%)。2010年と比べると+20%増えています。
国勢調査は5年ごとの調査です。会社員だけでなく、自営業や家族で営む仕事の人も含みます。 そのため、給与の統計(企業規模10人以上の会社などで働く人)とは対象が違います。
出典総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ)
計算調査票の一部を抽出して集計した推計値(10人単位)。増減率は2010年と2020年の値からrokudakaが計算。
年齢別の就業者数(2020年)
「ソフトウェア作成者」全体の数値です。5歳ごとの年齢層では、25~29歳がいちばん多くなっています(70歳以上はまとめているため除く)。30歳未満は28%で、働く人全体(15%)より多くなっています。60歳以上は4%で、働く人全体(24%)より少なくなっています。
国勢調査の就業者数で、雇われて働く人のほか、自営業や家族で営む仕事の人も含みます。70歳以上はまとめています。
出典総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,年齢(5歳階級),職業(小分類)別就業者数(15歳以上就業者)」 / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ)
計算年齢(5歳階級)の就業者数を、賃金の統計の年齢階級に合わせて「〜19歳」から「70歳〜」にまとめた。割合は5歳階級の合計に対する割合でrokudakaが計算。働く人全体は国勢調査の「総数」で、差が5ポイント未満は「同じくらい」。
働き方の内訳(2020年)
| 雇われて働く人(正社員・派遣・パートなど) | 89% | 346,980人 |
|---|---|---|
| 会社などの役員 | 5% | 17,880人 |
| 事業主(人を雇っている) | 1%未満 | 1,460人 |
| 事業主(一人で)(開業・フリーランスなど) | 6% | 21,950人 |
| 家族従業者・内職など | 1%未満 | 410人 |
| 不詳 | 1%未満 | 1,070人 |
出典総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」
計算割合は従業上の地位別の就業者数を総数で割ってrokudakaが計算。「家族従業者・内職など」は家族従業者と家庭内職者の合計。
必要なスキル・知識
全職業の平均と比べて特に求められるスキルは、プログラミング、クオリティチェック、外国語を読むです。 知識ではコンピュータと電子工学、設計、通信技術が特徴的です。
スキル(全職業の平均との差が大きい8項目)
知識(全職業の平均との差が大きい8項目)
水準はスキルが0〜7程度、知識が0〜5程度で、数字が大きいほどその仕事で高いレベルが求められることを表します。
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2021年度、その職業に就いている人へのWebアンケート) / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」知識(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算「全職業の平均」は、job tagで数値のある全職業(最大518職業)の単純平均をrokudakaが計算。表示する8項目は、この職業の値と全職業の平均との差が大きい順。
なり方・学び方
入職にあたって特に学歴や資格は必要とされず、専攻も特に問われない。学校卒業後、就職する場合もあるが、他業種からの20~30代で中途採用されることも多い。大学等の授業とは別に学生時代に自分で開発を行う等、技術のある学生もいる。
スマートフォンのOSであるAndroidかiOSに対応した開発環境、また、開発のためのプログラミング言語Swift、Kotlin、そして、フレームワーク/などが使えるスキルが求められる。スマートフォンがEC、キャッシュレス決済、また、家電や車と連携するようになりセキュリティ対策が重要になり、この知識も求められる。
関連する技術、関連する情報は変化が激しいため、研究会や交流会に参加したり、ネットで講演会を視聴したり、SNS等でも最新の情報を収集する必要がある。コロナ禍でリモートでの開催が広がったが、直接会いデモを見せたり、名刺交換等のため、対面での集まりが増えている。
周辺技術も含め、関連する資格を取得する者もいる。実績を積みプロダクトマネジメントの仕事をするようになったり、フリーランスになる人もいる。
UI (User Interface)の設計ではデザインセンスや色彩感覚が求められるが、これはWebデザイナー、UX/UIデザイナーが担当することが多い。利用者のニーズ、シーズを的確にとらえる力も必要である。マーケティングの知識や市場のトレンドを理解し、それを企画書に反映させる力も問われるが、これはプロダクトマネジャが行うことも多い。
簡単な開発であれば誰でも使えるような開発環境も広がっており、アイディアや独創性が求められるようになっている。
関連団体
スキルが近い職業
スキル・知識の傾向が似ている職業です。必要なスキルの重なりが大きいほど、転職のときに経験を活かしやすいと考えられます。
- システムエンジニア(Webサービス開発)年収の目安 578万円ソフトウェア開発(スマホアプリ)とくらべる →
- ソフトウェア開発(パッケージソフト)年収の目安 578万円ソフトウェア開発(スマホアプリ)とくらべる →
- システムエンジニア(基盤システム)年収の目安 889万円(参考値)ソフトウェア開発(スマホアプリ)とくらべる →
- プログラマー年収の目安 578万円ソフトウェア開発(スマホアプリ)とくらべる →
- システムエンジニア(受託開発)年収の目安 578万円ソフトウェア開発(スマホアプリ)とくらべる →
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2021年度、その職業に就いている人へのWebアンケート) / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」知識(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算スキル39項目・知識33項目の水準を、job tagの全職業の中での位置(標準化した値)に直し、職業ごとの全体の高さの差を除いてから傾向の近さ(コサイン類似度)をrokudakaが計算。このサイトに掲載している職業の中から近い順に5件。
ソフトウェア開発(スマホアプリ)と、ほかの職業をくらべる →
出典と注意
- 職業情報提供サイト(job tag)「仕事内容、タスク、スキル・知識、関連資格」数値系 ver.7.00・解説系 ver.7.01
- 賃金構造基本統計調査「一般労働者 職種 第1表・第5表(e-Stat)」2025年(推移は2023〜2025年)
- 国勢調査「職業(小分類)別就業者数(e-Stat)」2020年(推移は2010〜2020年)
- 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)「長期時系列表_21_職業別労働市場関係指標(実数)(令和4年4月~)(e-Stat)」2023〜2025年
使っている統計について
- 賃金構造基本統計調査(e-Stat)
- 厚生労働省が毎年行う基幹統計(統計法で特に重要と定められた統計)です。 事業所が、働いている人ごとの給与を記入する調査で、職種・年齢・企業規模などの区分ごとの給与がわかる国の代表的な賃金統計です。 このサイトの数値の範囲は一般労働者(短時間労働者を除く)、企業規模10人以上です。
- 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)(e-Stat)
- 厚生労働省が、全国のハローワークで受け付けた求人と求職の数を集計した業務統計です。 民間の求人サイトや人材紹介会社の求人は含みません。
- 国勢調査(e-Stat)
- 「国勢調査は、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査で、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、5年ごとに行われます。」 (総務省統計局「令和2年国勢調査に関するQ&A」問1-1) 職業別の就業者数は、調査票の一部を抽出して集計した推計値です(抽出詳細集計)。 範囲は15歳以上の就業者(雇用者のほか、自営業主・家族従業者などを含む)です。
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)(ダウンロードページ)
- 厚生労働省の職業情報サイトです。スキル・知識・タスクの数値は、独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)がその職業に就いている人へのアンケートで集めたものです。
データの対応関係
- 賃金:「ソフトウェア作成者」の数値(より広い職種)
- 求人倍率:「情報処理・通信技術者」の数値(より広い職種)
- 就業者数:「ソフトウェア作成者」の数値(より広い職種)
- 年収と就業者数は、プログラマー・システムエンジニアと同じ「ソフトウェア作成者」の数値です。
数字の見方
- 年収の目安:きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額(いずれも平均。一般労働者、企業規模10人以上)。平均値なので、一部の高い人に引っ張られて実感より高く出ることがあります。
- 給与の対象は労働基準法第9条の労働者(雇われて働く人)。事業主は含まず、役員も原則含まない。パート・アルバイトなどの短時間労働者は含みません。
- 月々の給与は、調査した年の6月分の給与です。基本給のほか残業代・通勤手当・家族手当などを含み、税金・社会保険料を差し引く前の額です。
- 賞与は、調査した年の前年1年間(原則1月〜12月)に支払われた額です。
- 用語の定義は厚生労働省の用語の説明と調査の概要によります。
数字の計算方法や読み方は「統計の読み方」にまとめています。
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成『職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00』職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月30日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)、『職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01』職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月30日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
年収の目安は578万円です (月々の給与39.1万円 × 12か月 + 賞与など110万円)。統計の全144職種の中で44番目に高い水準です。
平均年齢は37.1歳、平均勤続年数は9.9年です。年齢別では45~49歳が最も高く、729万円です。