訪問介護のサービス提供責任者
別名:サ責、サービス提供責任者
訪問介護が適切に行われるよう、サービス内容の管理について必要な業務等を行う。
サマリー
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年) / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ)
計算年収の目安 = きまって支給する現金給与額(月額) × 12 + 年間賞与その他特別給与額。いずれも統計の平均値からrokudakaが計算。
数字で見る訪問介護のサービス提供責任者
- 年収の目安は442万円で、全職種の平均(546万円)より104万円低い水準です(「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 年齢別では、20~24歳の318万円から、最も高い55~59歳の481万円まで、約1.5倍になります(「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 女性の年収は男性の88%で、全職種(72%)より差が小さくなっています(「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 有効求人倍率は2.67倍で、職業全体(1.12倍)より高く、求人の多い側にあります(「社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 就業者数は2010年から+61%で、働く人全体(−3%)より伸びています(「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 働く人のうち女性は67%で、働く人全体(45%)より多くなっています(「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値)。
- 全職業の平均と比べて特に高いスキルは、「対人援助サービス」「時間管理」「他者の反応の理解」です。
- スキルが近い職業のうち、年収の目安がこの職業より高いのは、キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント(+142万円・参考値、くらべる)です。転職のしやすさや、転職後の年収を示すものではありません。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年) / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ) / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」 / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,年齢(5歳階級),職業(小分類)別就業者数(15歳以上就業者)」 / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算全職種の平均は、統計に全職種の合計がないため、「不詳」を除く144職種の年収の目安(月額×12+年間賞与、2025年)を労働者数で重み付けしてrokudakaが計算(男女別も同じ方法)。差が3%未満は「ほぼ同じ」。年齢別は推計労働者数1,000人以上の年齢階級だけで比べた。職業全体の有効求人倍率は統計の「職業計」(2025年平均)。差が0.1未満は「同じくらい」。働く人全体は国勢調査の「総数」(2020年)。増減率・女性の割合の差が5ポイント未満は「同じくらい」。年齢構成は、60歳以上・30歳未満の割合が全体より10ポイント以上多いときに記載。スキルは、全職業の平均との差が大きい順。近い職業は下の「スキルが近い職業」と同じ計算で、年収の目安がこの職業より高く、賃金の統計の区分が違うもの。
どんな仕事か
訪問介護が適切に行われるよう、サービス内容の管理について必要な業務等を行う。「サ責」と呼ばれることもある。
サービス提供責任者の仕事は多岐にわたるが、重要な仕事のひとつとして、訪問介護計画の作成が挙げられる。介護支援専門員(ケアマネジャー) が作成した居宅サービス計画(ケアプラン)や利用者の日常生活全般の状況及び希望を踏まえて、担当する訪問介護員 等の氏名、提供する介護サービス内容など具体的に記載して作成する。利用者への訪問介護サービスの提供はこの計画書に沿って提供される。
サービス提供が開始された後も、定期的に利用者やその家族と面談を行うなど、利用者の状態変化やサービスへの意向を定期的に把握する。また、利用者本人や家族、介護支援専門員等とともにサービス担当者会議に出席し、利用者の心身の状態及び生活の状況や他の保健医療サービス又は福祉サービスの利用状況等の把握や必要な情報提供を行い、関係機関との連携も図っていく。
その他、サービス提供責任者の業務内容の例としては、サービスの提供にあたっての利用者に関する情報や留意事項の訪問介護員への伝達、経験の少ない訪問介護員等との同行訪問およびサービスの提供や現場での指示などが挙げられる。また、自ら訪問介護員等として利用者を訪問することも少なくない。
事業所の事務作業を担当することもあり、パソコンを使って文書や集計表等を作成するほか、サービス提供実績のとりまとめや介護報酬の請求に関する作業を行う。近年は介護業務の事務処理用に作られた専用のソフトウェアを使用していることもある。パソコンのほか、スマートフォンやタブレットを用いて、連絡やサービスの提供の記録が行われている事業所もある。
人手不足の業界であるため、業務量が多くなりがちであること、クレーム対応や調整など精神的にも大変な部分がある。一方で、介護が必要であっても自宅等に住み続けたいという利用者の希望に沿うことができ、本人やその家族から感謝されること、サービスの提供を通して自らも新しい知識やスキルを身につけていけることがこの仕事の魅力である。
よく使う道具・機材・情報技術
2023年度時点の情報
パソコン、表計算ソフト、文書作成ソフト、タブレット、スマートフォン
主なタスク
job tagの就業者調査で重要度が高いとされたもの。実施率は、そのタスクを行っていると答えた人の割合です。
| タスク | 実施率 |
|---|---|
| 訪問介護員へサービスの提供にあたっての利用者に関する情報や留意事項を伝達する。 | 99% |
| 経験の少ない訪問介護員等と同行訪問し、サービスの提供や現場での指示を行う。 | 95% |
| 介護サービス提供に関する問題点や課題が明らかになった場合、改善に向けた処置をする。 | 99% |
| 訪問介護サービス利用希望者の自宅あるいは居住施設を訪問し、利用者、家族から話を聞き、利用者の現状、課題、必要なサービスに関する情報を集める(アセスメント)。 | 99% |
| 利用者の状況の変化に応じて、提供するサービス内容の見直し、訪問介護計画書の変更を行う。 | 97% |
| 訪問介護計画書に沿って、訪問介護員(ホームヘルパー)のスケジュール調整と割当てを行う。 | 99% |
| 利用者、家族、介護支援専門員(ケアマネジャー)、リハビリ担当者、福祉用具事業所担当者等からなるサービス担当者会議に出席し、提供するサービス内容に関する確認と話し合いを行う。 | 99% |
| 定期的に利用者宅を訪問したり、訪問介護員への聴き取りを通して、利用者の現状や課題、目標の進捗状況を把握する(モニタリング)。 | 99% |
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」タスク(2023年度)
計算重要度の高い順に最大8件を表示。
労働条件の特徴
主な就業場所は事務所や利用者の自宅等(有料老人ホーム 、サービス付き高齢者向け住宅 等を含む)である。勤務時間は平日の日勤が基本だが、事業所や雇用形態によって早朝や夜間、土日や祝日に出勤するなど変則的な勤務になることもある。
サービス提供責任者は、原則、常勤の役職であり、多くは正社員である。ただし、事業所によっては非常勤の場合もある。就業者の年齢範囲は事業所や介護サービス利用者の属性により違いはあるものの、平均すると40歳代と50歳代で56.9%を占める。男女比は2:8で女性が多い(*1)。
*1 介護労働安定センター2025「令和6年度介護労働実態調査結果」
働く環境の特徴
job tag の就業者調査で、この職業の人が答えた「仕事の性質」です。全職業の平均と比べて、特に高い項目と低い項目を並べています。
全職業の平均より高い
全職業の平均より低い:座り作業
勤務のスケジュール:規則的 51%、不規則 49%、季節的 0%
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」仕事の性質(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算「仕事の性質」は回答の平均(値はおおむね1〜5の範囲)で、棒の縦線はjob tagの全職業(518職業)の平均。平均との差が0.3以上の項目を、差の大きい順に高いもの最大6つ・低いもの最大3つ。勤務のスケジュールは回答者の割合。
一般的な就業形態
この職業の一般的な就業形態として、job tag の就業者調査で選ばれた割合です。複数回答のため、合計は100%を超えます。回答した人の数が少ない職業もあるため、目安として見てください。
禄高(給与)
より広い職種の数値統計に「訪問介護のサービス提供責任者」だけの区分がないため、「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値を表示しています。
この年収は、会社などに雇われて働く人の給与です。事業主(開業している人など)の収入は含まず、会社の役員も原則として含みません。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査で使用されている主な用語の説明」 / 総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」
計算割合は国勢調査の従業上の地位別の就業者数からrokudakaが計算。
精度の目安標準誤差率 1.16%(統計の全職種の中央値は2.04%)
標準誤差率は、調査の対象に選ばれた事業所によって平均がどのくらいぶれるかの目安です。小さいほど数字が安定しています。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 標準誤差率 誤差率表4「職種(小分類)別所定内給与額及び所定内給与額の標準誤差率(役職者を含む)」
計算誤差率は所定内給与額(残業代・賞与を除く月額、男女計)に対する統計の公表値。中央値は全職種の誤差率からrokudakaが計算。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」 / 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第5表「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算順位は、統計の全144職種(「不詳」を除く)を年収の目安で並べてrokudakaが計算。
月給の中央値と分布(残業代・賞与を除く)
「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値です。所定内給与額(残業代・賞与を除く月給)の中央値は27.8万円で、平均(29.2万円)より1.4万円低くなっています。真ん中の半分の人は23.6万円〜33.2万円です。下から10%の人は20.7万円以下、上から10%の人は39.2万円以上です。平均は、給与の高い一部の人に引っぱられて、中央値より高くなりやすい値です(平均と中央値)。
- 下から10%〜上から10%
- 真ん中の半分(下から25%〜75%)
- 中央値
- 平均
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第17表「職種(小分類)、所定内給与額階級別労働者数及び所定内給与額の分布特性値」 / 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算中央値・四分位数・十分位数は統計の公表値(所定内給与額の分布特性値、企業規模10人以上、男女計)。平均は第1表の所定内給与額。年収の目安(きまって支給する現金給与額と賞与から計算)とは別の数値。
年収の推移
| 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|
| 426万円 | 441万円 | 442万円 |
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2023〜2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算各年の年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)。企業規模10人以上、男女計。
年齢別の年収
白抜きの点と破線は、推計労働者数が1,000人未満の区分です。 人数が少なく平均がぶれやすいため、参考値として見てください。 薄い棒(右の目盛り)は、賃金の統計の推計労働者数です。企業規模10人以上の会社などに雇われて働く人の数で、自営業の人や小さな会社で働く人を含まないため、下の「年齢別の就業者数」(国勢調査)とは対象が違います。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第5表「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算年齢階級ごとの年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)と推計労働者数。企業規模10人以上、男女計。
男女別
| 男 | 475万円 |
|---|---|
| 女 | 419万円 |
女性の年収は男性の88%です。年齢構成や勤続年数の違いも含んだ差です。
企業規模別
| 1,000人以上 | 483万円 |
|---|---|
| 100〜999人 | 446万円 |
| 10〜99人 | 427万円 |
企業規模による差は最大56万円です。
出典厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2025年 一般労働者 職種 第1表「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」
計算男女別は企業規模10人以上の計、企業規模別は男女計。いずれも年収の目安(月額 × 12 + 年間賞与)。
需要と将来性
より広い職種の数値求人倍率は「社会福祉専門職業従事者」全体の数値です。
2025年の有効求人倍率は2.67倍です。仕事を探している人1人に対して、2.7件の求人がある状態で、人手が足りない側に傾いています。2023年からの推移を見ると、下がっています。
有効求人倍率の推移
ハローワークを通じた求人・求職の数から計算した値で、民間の求人サイトの求人は含みません(パートタイムを含む常用)。
出典厚生労働省「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」長期時系列表 第21表「有効求人倍率(パート含む常用)」(2023〜2025年)
計算各年の値は統計表の年平均(暦年)をそのまま表示。
就業者数の推移
より広い職種の数値就業者数は「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値です。
2020年の就業者数は532,710人です(うち女性67%)。2010年と比べると+61%増えています。
国勢調査は5年ごとの調査です。会社員だけでなく、自営業や家族で営む仕事の人も含みます。 そのため、給与の統計(企業規模10人以上の会社などで働く人)とは対象が違います。2025年の国勢調査の職業別の結果は、2027年(令和9年)11月までに公表される予定です(総務省統計局の公表予定)。公表されたら、この推移に加えます。
出典総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ) / 総務省統計局「令和7年国勢調査 調査の結果」
計算調査票の一部を抽出して集計した推計値(10人単位)。増減率は2010年と2020年の値からrokudakaが計算。
年齢別の就業者数(2020年)
「その他の社会福祉専門職業従事者」全体の数値です。5歳ごとの年齢層では、45~49歳がいちばん多くなっています(70歳以上はまとめているため除く)。30歳未満は9%で、働く人全体(15%)より少なくなっています。60歳以上は20%で、働く人全体(24%)と同じくらいです。
国勢調査の就業者数で、雇われて働く人のほか、自営業や家族で営む仕事の人も含みます。70歳以上はまとめています。
出典総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,年齢(5歳階級),職業(小分類)別就業者数(15歳以上就業者)」 / 総務省統計局「国勢調査」2010〜2020年 2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」(それ以前は同じ区分で集計された時系列データ)
計算年齢(5歳階級)の就業者数を、賃金の統計の年齢階級に合わせて「〜19歳」から「70歳〜」にまとめた。割合は5歳階級の合計に対する割合でrokudakaが計算。働く人全体は国勢調査の「総数」で、差が5ポイント未満は「同じくらい」。
働き方の内訳(2020年)
| 雇われて働く人(正社員・派遣・パートなど) | 94% | 499,330人 |
|---|---|---|
| 会社などの役員 | 5% | 26,080人 |
| 事業主(人を雇っている) | 1% | 2,800人 |
| 事業主(一人で)(開業・フリーランスなど) | 1%未満 | 1,300人 |
| 家族従業者・内職など | 1%未満 | 470人 |
| 不詳 | 1% | 2,730人 |
出典総務省統計局「国勢調査」2020年 抽出詳細集計「男女,従業上の地位,職業(小分類)別就業者数(15歳以上)」
計算割合は従業上の地位別の就業者数を総数で割ってrokudakaが計算。「家族従業者・内職など」は家族従業者と家庭内職者の合計。
必要なスキル・知識
全職業の平均と比べて特に求められるスキルは、対人援助サービス、時間管理、他者の反応の理解です。 知識では医学・歯学、セラピーとカウンセリング、心理学が特徴的です。
スキル(全職業の平均との差が大きい8項目)
知識(全職業の平均との差が大きい8項目)
水準はスキルが0〜7程度、知識が0〜5程度で、数字が大きいほどその仕事で高いレベルが求められることを表します。
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート) / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」知識(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算「全職業の平均」は、job tagで数値のある全職業(最大518職業)の単純平均をrokudakaが計算。表示する8項目は、この職業の値と全職業の平均との差が大きい順。
なり方・学び方
新卒採用でサービス提供責任者の職に就くケースは少なく、多くは介護の現場で経験を積んだ上で任用されている。就くための資格要件は、介護福祉士、介護福祉士実務者研修修了者、旧介護職員基礎研修修了者、旧ホームヘルパー1級課程修了者である。
サービス提供責任者としての実績を積んだ後は、事業所の管理者になったり、独立して自らの事業所を立ち上げるケースもある。介護支援専門員や介護福祉士の資格をとり、活動の幅を広げることもできる。
サービス提供責任者になるために必要な資質として、介護の知識やスキルはもちろんのこと、利用者の状態やニーズを正確に把握し、適切な支援を見抜く観察力や緊急時等に速やかな対応するための判断力があげられる。また、利用者、その家族、介護支援専門員、訪問介護員 等など多くの人々との関わりや調整を円滑に行えるようなコミュニケーション力、状況に合わせて臨機応変に物事を調整する柔軟性が求められる。また、事務処理を行う場合には、表計算や文書作成ソフトの知識とスキルが必要となる。
関連する資格
資格の詳細ページでは、受験資格・受験料などを試験の実施団体などの公式情報をもとに、出典と確認日つきでまとめています。
関連団体
スキルが近い職業
スキル・知識の傾向が似ている職業です。必要なスキルの重なりが大きいほど、転職のときに経験を活かしやすいと考えられます。
- 施設管理者(介護施設)年収の目安 442万円訪問介護のサービス提供責任者とくらべる →
- 老人福祉施設生活相談員年収の目安 442万円訪問介護のサービス提供責任者とくらべる →
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント年収の目安 583万円(参考値)訪問介護のサービス提供責任者とくらべる →
- 福祉ソーシャルワーカー年収の目安 442万円訪問介護のサービス提供責任者とくらべる →
- 児童発達支援管理責任者年収の目安 442万円訪問介護のサービス提供責任者とくらべる →
出典厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」スキル(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート) / 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」知識(2023年度、その職業に就いている人へのWebアンケート)
計算スキル39項目・知識33項目の水準を、job tagの全職業の中での位置(標準化した値)に直し、職業ごとの全体の高さの差を除いてから傾向の近さ(コサイン類似度)をrokudakaが計算。このサイトに掲載している職業の中から近い順に5件。
出典と注意
- 職業情報提供サイト(job tag)「仕事内容、タスク、スキル・知識、関連資格」数値系 ver.7.00・解説系 ver.7.01
- 賃金構造基本統計調査「一般労働者 職種 第1表・第5表(e-Stat)」2025年(推移は2023〜2025年)
- 国勢調査「職業(小分類)別就業者数(e-Stat)」2020年(推移は2010〜2020年)
- 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)「長期時系列表_21_職業別労働市場関係指標(実数)(令和4年4月~)(e-Stat)」2023〜2025年
使っている統計について
- 賃金構造基本統計調査(e-Stat)
- 厚生労働省が毎年行う基幹統計(統計法で特に重要と定められた統計)です。 事業所が、働いている人ごとの給与を記入する調査で、職種・年齢・企業規模などの区分ごとの給与がわかる国の代表的な賃金統計です。 このサイトの数値の範囲は一般労働者(短時間労働者を除く)、企業規模10人以上です。
- 職業安定業務統計(一般職業紹介状況)(e-Stat)
- 厚生労働省が、全国のハローワークで受け付けた求人と求職の数を集計した業務統計です。 民間の求人サイトや人材紹介会社の求人は含みません。
- 国勢調査(e-Stat)
- 「国勢調査は、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査で、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、5年ごとに行われます。」 (総務省統計局「令和2年国勢調査に関するQ&A」問1-1) 職業別の就業者数は、調査票の一部を抽出して集計した推計値です(抽出詳細集計)。 範囲は15歳以上の就業者(雇用者のほか、自営業主・家族従業者などを含む)です。
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)(ダウンロードページ)
- 厚生労働省の職業情報サイトです。スキル・知識・タスクの数値は、独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)がその職業に就いている人へのアンケートで集めたものです。
データの対応関係
- 賃金:「その他の社会福祉専門職業従事者」の数値(より広い職種)
- 求人倍率:「社会福祉専門職業従事者」の数値(より広い職種)
- 就業者数:「その他の社会福祉専門職業従事者」の数値(より広い職種)
- 年収と就業者数は、統計の「その他の社会福祉専門職業従事者」の数値です。
数字の見方
- 年収の目安:きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額(いずれも平均。一般労働者、企業規模10人以上)。平均値なので、一部の高い人に引っ張られて実感より高く出ることがあります。
- 給与の対象は労働基準法第9条の労働者(雇われて働く人)。事業主は含まず、役員も原則含まない。パート・アルバイトなどの短時間労働者は含みません。
- 月々の給与は、調査した年の6月分の給与です。基本給のほか残業代・通勤手当・家族手当などを含み、税金・社会保険料を差し引く前の額です。
- 賞与は、調査した年の前年1年間(原則1月〜12月)に支払われた額です。
- 用語の定義は厚生労働省の用語の説明と調査の概要によります。
数字の計算方法や読み方は「統計の読み方」にまとめています。
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成『職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00』職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月30日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)、『職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01』職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月30日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
年収の目安は442万円です (月々の給与30.4万円 × 12か月 + 賞与など77万円)。統計の全144職種の中で103番目に高い水準です。
平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は10.4年です。年齢別では55~59歳が最も高く、481万円です。